構造アプリ
ドキュメントフォルダやバインダーフォルダへのアクセスは、構造アプリからのみ行えます。 バインダーフォルダには、各種アイテムが格納されています。
ドキュメントフォルダはグレーのアイコンで示され、フォルダ内にドキュメントがある場合は濃いグレー、空の場合は薄いグレーで表示されます。
ドキュメントフォルダを開いてみましょう。
アップロード
新しいドキュメントをアップロードするには、アクションメニューのアップロードボタンをクリックします。 ダイアログが表示され、アップロードする 1 つまたは複数のドキュメントを選択するように求められます。 ドキュメントをローカルマシンからアップロード ダイアログへ直接ドラッグ&ドロップするか、または手動で選択することができます。
ドキュメントが追加されると、アップロードの進行状況がアップロード ダイアログの青色の進捗バーに示され、ドキュメントの説明(任意)とステータスを入力するよう求められます。 この他にもポップアップ表示されるフィールドがある場合は、管理者がこのフォルダにメタデータを設定していることを意味します。
メタデータを使用することで、ドキュメントにさらに詳細な情報を追加して、効率的なドキュメントの検索、絞り込み、グループ化に利用できます。
すべてのドキュメントに同じ値を追加したい場合は、「基本ドキュメントに適用」アイコンをクリックして値を設定します。
アップロードボタンをクリックして、フォルダにドキュメントを追加します。
一度に非常に多数のドキュメントをまとめてアップロードする必要がある場合は、転送ツールを使用することができます。
オンラインビューアー
ドキュメントをアップロードし、オンラインビューアーでドキュメントのファイル形式がサポートされていれば、Bricsys 24/7 はドキュメントをオンラインで表示可能にする複数のアクションを実行します。
列(COL)
ドキュメントインスペクター
表の右上には、ドキュメントインスペクターの列があります。 ここを見ると、ドキュメントの内容が一目で分かります。
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バインダーに追加されたドキュメントです |
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改訂数を示します |
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追加された注釈の数を示します |
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追加されたメモの数を示します |
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アタッチされたワークフローの数を示します |
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このドキュメントが共有された回数を示します |
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このドキュメントに幾つ他のドキュメントがリンクされているかを示します |
ドキュメントインスペクター内のフィールドにマウスカーソルを重ねると、さらに情報が表示されます。 この情報をクリックすると、リンク先の情報にジャンプします。
場合によっては、ワークフロー数の下に色分けされたラインが表示されることがあります:
- 緑は、ワークフローが終了したことを意味します
- 赤は、自分に割り当てられたタスクがあることを意味します
- 線なしは、ワークフローが稼働中ですが、あなたに割り当てられたタスクがないことを意味します
列セレクター
列を非表示にする場合や、フォルダにメタデータがある場合にメタデータなど追加の列を表示したい場合は、右上の「...」アイコンをクリックして目的の列をクリックし、表示と非表示を切り替えることができます。
サムネイル
右上のサムネイル表示に切り替えることで、フォルダ内のドキュメントの概要が視覚的に示されます。
ドキュメントの詳細
ドキュメント名をクリックすると、ドキュメントの詳細ダイアログが開きます。 このダイアログには、ドキュメントのすべての情報が含まれています。
ダイアログの上部にあるタブで、カテゴリー別に情報が整理されています。
Info
ドキュメントアプリの列と同じ情報が表示されます。また、ドキュメントが表示される場所(フォルダとバインダー)と、ドキュメントが公開(共有)されているかどうかも示されます。
オンラインビューアーでドキュメントを表示するには、右側のプレビューをクリックします。
改訂
下書きから納品されたドキュメントまでのプロセスは、改訂版によって保存されます。 各改訂版にはそれぞれプロセスを示すステータスと説明があります。
このセクションには、ドキュメントのすべての改訂版が表示されます。 改訂版の数に制限はありません。 管理者は、改訂版をどのように表示するか決定します。
- 0、1、2、3、4...
- 1、2、3、4、5...
- a、b、c、d、e...
- A、B、C、D、E...
- -、a、b、c、d...
- -、A、B、C、D...
改訂版には、メジャーバージョンとマイナーバージョンを設けることができます。 この決定は、プロジェクトの管理者が行います。 この場合の改訂版の表記は、単に「1」だけでなく、「A.1」と表記される可能性があります。
改訂版をクリックすると、改訂版の詳細が右側に表示されます。
レビジョンにマウスカーソルを重ねると、以下の操作を選択できます。
- ダウンロード
- PDFに出力
- 削除(ドキュメントを削除するアクセス権限を付与されており、改訂版の削除をプロジェクト管理者から許可されている場合のみ)
特定の改訂版をクリックすると、選択した改訂版だけがコミュニケーションタブと添付ファイルタブに表示されます。
コミュニケーション
このドキュメントに関するすべてのコミュニケーションを表示します。コミュニケーションの種類や改訂版別に簡単に絞り込めます。
ワークフロー
アクティブなワークフロー、終了したワークフロー、キャンセルされたワークフローを表示します。 ワークフローにアクティブなタスクがあり、あなたがタスクに割り当てられている場合は、ここからタスクに応答することができます。
添付
このドキュメントにリンクされているすべてのアイテムや、このドキュメントがその一部であるアイテムを表示します。
履歴
ドキュメントの履歴を見ることができます。
詳細
上部のメニューには、このドキュメント フォルダで行える詳細アクションが表示されます。 この設定は、プロジェクトの管理者が行います。
一部の詳細アクションでは、選択のみ行えます。 フォルダ内にドキュメントがある場合、ドキュメントにマウスカーソルを重ねると、そのドキュメントに行えるアクションが表示されます。
削除
文書を削除すると、その文書はごみ箱に保存されます。ごみ箱には管理者のみがアクセスでき、最終的に削除したり、元の文書フォルダに復元したりすることができます。
ドキュメントを削除した場合、同じ名前でドキュメントをアップロードすることはできません(削除したドキュメントがごみ箱に格納されているため)。
ドキュメントを添付
ローカルマシンから新しいドキュメントを手動でアップロードして、ドキュメントに直接添付したり、プロジェクト内の別のドキュメントにリンクしたりすることができます。
プロジェクトの別のドキュメントにリンクさせる場合、高度なオプションを使用すると、リンク元とリンク先の改訂版を指定することができます。 デフォルトでは、常に最新バージョンのドキュメントにリンクされます。
ドキュメントがリンクされると、 ドキュメントインスペクター に示され、またドキュメントの詳細にも表示されます。 別のドキュメントにリンクされている場合、そのドキュメントにもリンクが表示されます。
Bricsys 24/7 Connect プラグインを使い、BricsCADまたはAutoCADから図面ファイル(dwg)をアップロードすると、外部参照が自動的にリンクされます。
共有
固有のURLを作成して対象者に送ることで、プロジェクトメンバー以外の人とドキュメントを共有できます。 このリンクを持つ人なら誰でも、プロジェクトにログインしなくても、ビューアーでドキュメントを開くことができます。
右上の公開共有スライダーを切り替えることで、いつでも共有をオフにすることができます。共有をオフにした後は、URLリンクは機能しなくなります。
注意:同じアクションを実行して共有を再び有効にすると、最初に生成されたURLとは異なる別のURLが生成されます。
転送ツール
WindowsとMacで利用可能な転送ツールを使い、何百ものドキュメントやフォルダを簡単に Bricsys 24/7 へアップロードすることができます。
管理者はこのツールを使い、数回のクリック操作でプロジェクト構造を設定できます。